鉛甘味料うるたこんべ

変なもの愛されないものを主とした本、映画、工作、その他の記録

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

滑稽で奇っ怪 肉体の門(1988)

「吉原炎上」からの流れで「肉体の門」を見た! 肉体の門!女性器を連想させるなんていやらしい響き!パッケージにどう見ても売女のセンス悪そうな服を着た女たちが沢山ひしめき合っていてすこぶる趣味が悪い!こんなもの見るやつがいるのかと思ったので私が…

そういうこともある マグノリア

ジョジョ6部のパクリ先と聞いて、「マグノリア」という映画を見たのである。確かに! この映画 一見無関係な数人の男女がそれぞれの悲しい出来事に見舞われる様子が、少しずつ、平行して映し出される。時間が進むにつれそれぞれの物語は少しずつ絡み合って…

存在の耐えられない軽さは、もやっと引っかかる映画だった

プラハの春などが題材になっているとの文句に惹かれ、見た。 この「存在の耐えられない軽さ」ってタイトルが意味深で、既に何かを訴えられている感覚に陥るのだけれど、その意味までは分かるようでわからない。原題も「The Unbearable Lightness of Being」…

覚書、ポニョはたぶん思っていたよりも面白い映画

昨日ポニョがやってたので見てたんですよ。 前にも見たことはあって、自分の周りの人がやたらこの映画を貶してたのを聞いてたのもあってか、えーそこまで言うほどかなー?ぶっとんでていい感じじゃん。ってくらいの感想を持ってたんですけど。 昨日改めて見…

ぼくらのひかりクラブ はとんでもない悲劇だった

ライチ☆光クラブを読んで、外伝のほうも気になったので。読んだ。 この話は、作者の古屋兎丸さんが「ライチ~」本編の方でどうしても気になるところがあって、妄想を膨らませた結果、それを形にしたくなった。した。 っていう経緯で描かれた漫画らしいので、…

わからん映画 さらば、愛の言葉よ

ゴダール、「さらば、愛の言葉よ」見てきた。2D で。2 D で 。 だって名古屋は2D上映しかないんですもの。Fuck!!いや、それでも上映したところは褒めるべきなんだけれど、あれだ、3D上映が可能でありながらしなかった映画館Fuck!と言い直そう。 という…

旅のお供に ライチ☆光クラブ

サブカルクソ野郎共の多くがそうするように! ライチ☆光クラブを読んだのである! あらすじ! 9人の少年たちからなる光クラブは廃墟の地下にてある崇高な目的のため日々作業に励んでいたのである!美しく気高き少年たちの計画は順風満帆滞りなく遂行され、遂…

フランケンシュタインはクリエイティブの種だったかもしれない。

根源に迫る読書をしようっていうのが自分の中でありまして、今回メアリー・シェリーの「フランケンシュタイン」(森下弓子訳)を読んだ次第であります。なんかこの本、調べてみると「映画のイメージが強くて原作はあまり読まれてないー」って書かれてるのを…