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鉛甘味料うるたこんべ

変なもの愛されないものを主とした本、映画、工作、その他の記録

ドールを覗き込むとき、ドールもまたこちらを覗いているのだ (それって、とても嬉しい)

ちょっと前に初めてのドールをお迎えしたのでそれについて書きますよー。 お迎えした子はですねー。DOLLZONEのGillちゃんです。 (超可愛いです) 今回初めてのドールお迎えでしたが、実物はお迎え前に思ってたよりも圧倒的に可愛らしく、マジ驚愕でした。私は…

八本脚の蝶と透明人間

最近は、少女、女の子、女子、乙女、あとメンヘラさんの思考回路に興味があり、今回は二階堂奥歯さんの「八本脚の蝶」を読みましたよー。 八本脚の蝶 作者: 二階堂奥歯 出版社/メーカー: ポプラ社 発売日: 2006/01 メディア: 単行本 購入: 5人 クリック: 401…

君の戦い方 「素晴らしき日々~不連続存在~」 教えて

「素晴らしき日々~不連続存在~」をフルコンしましたのでなんか書きますよー。 この「素晴らしき日々」はエロゲ名作選なんかでは毎回名前が挙がる作品で、私は(何故か)身構えながらやったのですが、噂にたがわぬ大傑作でした。 文学からの引用が多く、引用…

「マルドロールの歌」は23歳のホールデン坊やによる中二病ノート

シュルレアリスムの原典?みたいな位置づけで語られるロートレアモン伯爵「マルドロールの歌」を読みましたよー。 この本の著者、ロートレアモン伯爵っていうのは筆名で、本名はイジドール・デュカスって言って、伯爵でもないんですけど、「マルドロールの歌…

オタサーの姫に告られた結果wwwww の結末は最初から決まってるようなもん

みさくらなんこつ、ハースニールのエロゲ「オタサーの姫に告られた結果wwwww」やりましたーv(゚∀。)vアへェェ この記事は、ややネタバレ含むのと、結局結論が出ないのと、にわか臭がすると思うので注意です。 このエロゲはですね。 この時にメイドさんからオス…

私たちはジョジョが大好きだ JORGE JOESTAR

舞城王太郎がジョジョでやりたい放題やった本ってだけで垂涎なのに、Amazonの評価が最低or最高の二極化してるなんてそんなん面白いに決まってるじゃないですかー♡♡ と思って読みましたー。 ジョージ・ジョースターッ!! (表紙のリサリサは目が離れてて垂れ…

「ラヴクラフト全集1」を持って水族館に行こう

ラヴクラフト全集1を読みましたー。&読んでたら水族館に行きたくなったので行ってきましたー。 ネット界隈でよく見かけるクトゥルー神話の創始者にして、宇宙的恐怖なるものの提唱者であるところのラヴクラフトさんとのことですが、よくわからないので読ん…

快楽を飼い慣らすのか、飼い慣らされるのか 「euphoria」

「euphoria」フルコンプしましたので、なんか書きますー。いえー。 何やらハードめなエロゲの傑作とのことなのでワクワクしながらプレイし始め、私の期待を裏切らないどころか遥か頭上を飛び越えていくすげぇエロゲでした。 私はエロゲ歴2作目の糞にわかなの…

清廉潔白なヒロインの下には死体が埋まっている 罪の光ランデヴー

エロゲ、「罪の光ランデヴー」やり終わりましたよー。いえー。 この時買ったやつです↓ urutakonbe.hatenadiary.jp 私、ちゃんとエロいエロゲをやったのは初めてなので、(昔、クラナドは、やったけれどあれはエロくなかったし)なかなか新鮮で、楽しくプレイす…

変態文学で紐解く 「堕落論」 あなたは美しい

坂口安吾「堕落論」を読みましたので、書きますよー。いえー。 えー、「堕落論」に先立ちまして、ひとまずフランス文学の話をしましょう。 っていうのも、「堕落論」もそうなのだけれど、安吾さんは考え方が非常に独特で、どういう過程を経ればそこに至るの…

メイドカフェ”Lost Kingdom”で私がドクターマンハッタンになるまでの話

先日初めてメイドカフェなるものへ行ってきたのでその感想でも書くよー。いえー。 久しぶりに日記を書いたらオープニングまでが長い映画みたいな形式になりました。ご容赦を。 では。 なんやかんやあって一人で東京で1日遊ぶことになった私は大した下調べも…

あなたとは分かり合えない 超人幻想 神化三十六年

戦後に思いを馳せる今日この頃。 かつて「戦争を知らない子供たち」だった若者たちも、もうジジイになり、闇市で残飯シチューを買い求めた人々も、もはや存在するのかさえ不確かです。 敢えて語られることの少ない戦後とは、一体どんな時期であったのか。 こ…

江戸川乱歩「双生児」 カフェオレ式による人類の救済

角川ホラー文庫から出てる短編集の「双生児」を読みましたよー。 変なものを愛でるタイプの人々にとって江戸川乱歩は基本中の基本って気がします。でも私は実はあんまり読んでないので、そこんとこちゃんとしようと思って今回食指を伸ばした次第です。 あら…

絶望と音楽 「ショスタコーヴィチの証言」 は正直かなり面白い

ショスタコーヴィチの証言を読みましたよー。 クラシックを齧ったことのある人ならば名前くらいは聞いたことがあるかもしれない、音楽史的にも重要な位置を占めるかもしれない書物をやっと読みましたー。いえー。 一応先に書いておきますが、この本は記者の…

自由を勝ち取る 革命的ブックカバー製作

この記事は前置きが長くなりますので、私にとっては前置きもかなり重要な内容ではあるのですが、完成したモノだけ見たい方は飛ばして頂けると幸いです。 私が2015年に行った展覧会の中で(3つくらいしか言ってないけど)印象に残っているもの中に「魔女の秘密…

破壊しよう、人生を 書を捨てよ、町へ出よう

昭和が面白い今日この頃。今回は寺山修司「書を捨てよ、町へ出よう」を読みました。 あらすじ! 稀代のアジテーター寺山修司による、つまらない人生をつまらないまま終わらせないための指南の書。 あらすじ終わり! 正直なところ、序盤は「何言ってんだこい…

あの時代のお話ですよ! 四谷シモン「人形作家」

変なものを作っている人のことは知りたくなるのです。 今回は四谷シモン「人形作家」を読みましたよー。 あらすじ! 今や人形作家としての地位を不動のものとした四谷シモン。いま語られる彼の半生。 あらすじ終わり! 60年~70年代くらいの風景、つまり文化…

脳髄と宇宙の神秘 ボルヘス「伝奇集」

今回はボルヘス「伝奇集」です!「ボルヘスは作家のための作家ー」とかいろいろ噂だけは聞いてたやつを実際どんなものかと読んでみました。 (表紙も素敵です) あらすじ! 宇宙 あらすじ終わり! この本のあらすじらしいあらすじを書くということは私などに…

金田一さんと怪事件探訪 病院坂の首縊りの家(原作の方)

初めての金田一耕助シリーズです!病院坂の首縊りの家! 映画じゃなくて原作の方です! なんでよりによって初の金田一耕助シリーズが「金田一耕助最後の事件」であるところの本作であるかという所でございますが、たまたま古本屋でこの素敵なハードカバーと…

自由落下の加速度で今を生きる 俺たちに明日はない

ボニーとクライド! 「出会ってしまった危険な2人」の代名詞でもある彼らは何者であり、どう生きてどう死んだのか? 気になったので見てみました。映画!俺たちに明日はない! あらすじ! たまたま出会ったボニーとクライドはお互いにピンとくるものがあって…

オードリーを連れていきたい フェリーニのローマ

飼い犬が手を噛むので、今回は初めてのフェデリコ・フェリーニです!巨匠! 「フェリーニのローマ」! なんか他に代表作っぽいのがいっぱいありそうな気がするんだけれど、いつも行ってるレンタル屋さんにはこれしかなかった。 あらすじ! これが”フェリーニ…

秋の夜長の皮工作 ミシマスラッシュ式ブックカバー

読書家諸氏、秋の夜長をどうお過ごしでしょうか。 いえ、愚問でしたね。読書家の皆さまは「読書の秋」という古き良きフレーズを免罪符として昼夜を問わぬ読書三昧、現実と虚構の間を縦横無尽に駆け回り仕事や学校に支障が出る日々を過ごされているものと推察…

今時「残酷表現」をやるのは最高にパンク くるぐる使い

前回読んだ本が暗くて長くて爽快感のない類のやつだったので(悪いとは言ってない)、次はサクッと読めて楽しいやつを、と思って積読を見渡したところ、これが一番いい塩梅だったので。 あらすじ! こじらせ少年少女の妄想、空想に容赦ないヌンチャクを叩き…

不憫な松恵は救済されるべきか 鬼龍院花子の生涯

宮尾登美子さんの小説「鬼龍院花子の生涯」を読んだ後、それを原作にした五社英雄監督の映画版を観たので、それについて書きたいと思います。 普段だったら、「原作の方を読んだら映画版とかは見なくてもいいかなー」と思っちゃうんですけど(逆も然り)、今…

罪なき人を痛めつけよう 魔女の秘密展

先日こういう記事を書いたんですけど。 <a href="http://urutakonbe.hatenadiary.jp/entry/2015/08/15/151508" data-mce-href="http://urutakonbe.hatenadiary.jp/entry/2015/08/15/151508">読書家の狂気を表現する 革のブックカバー製作 - 鉛…

読書家の狂気を表現する 革のブックカバー製作

読書家諸氏、お盆はどうお過ごしでしょうか。 帰省や旅行などで長い時間を移動に費やす方も多いことでしょう。 そんな時に旅のお供として重宝するのが本であることでしょう。読書家の皆さまならば長時間の移動はむしろ積読の消化に充てられる大変貴重な時間…

群衆を殺してやりたい 群衆リドル

久々に古野まほろ成分を摂取したく、「群衆リドル」なる本を手に取った次第です。 あらすじ! フツーの元女子高生渡辺夕佳の元に突如届けられたなんかすげぇ館への招待状。せっかくなので恋人の同伴の元ご招待に与ることにしたものの、行ってみた先で出会っ…

私は幸せかもしれない O嬢の物語

マゾとは如何なるものかを世界に知らしめた一冊として有名な「O嬢の物語」を読みました。 偏見かもしれないけれど、特殊性愛とかに関して突き抜けたところまで踏み込んでる書物って作者がだいたいフランス人なイメージがある。「O嬢の物語」も然り。サド侯爵…

一人で強くなるということ バケモノの子

普段あんまり流行りものみたいな映画を映画館で見ることはないのだけれど、誘われたんで公開初日に見に行ってきました。こんなの初めて。 以下の文章は一応、ネタバレ、批判、独自の解釈注意です。 「バケモノの子」予告 - YouTube あらすじ! なんやかんや…

文学で発電は可能か 青い脂

ウラジーミル・ソローキンの「青い脂」を読みました! 自分的に、古典が偉大過ぎる文学界隈で現在進行形な作家はピンチョン、ソローキンあたりっていう偏見があって、「読書とかけっこうする方」とか言っちゃう身としては読んどかないとと思っていたのです!…

アナモルフォシスの冥獣 は破格ミステリ

表紙で気になってた「アナモルフォシスの冥獣」を読みました! この表紙です!素敵!枕元に置いときたくない! 不謹慎界のカリスマ!奇想漫画家!駕籠真太郎の描くミステリの新機軸!これは、新しい! あらすじ! 知る人ぞ知る降霊イベント「アナモルフォシ…

美しき緑の星 あるいはプッチ神父の天国

「美しき緑の星」とかいうなんか異様な雰囲気を放つ映画を見つけたので見ました! なにやらこの映画を見ることで”切断”され、大いなる目覚めに至ることができるのだとか。 はぁ。 あらすじ! この星は地球よりも文明が進んでおり、貨幣制度はなく、機械の一…

この世界に数多ある 不思議惑星キン・ザ・ザ

最近私ちょっと入力過多になっているようなところがありまして、自分の頭の中をあまりちゃんと整理できていないのですが、現状がなかなか特殊なので今の状態で記事を書いてみるというのも面白いかと思ってキーボードを叩き始めるのです。 内容としては一応「…

ゲロまみれの他人=自分からのメッセージ メメント

クリストファー・ノーラン!聞いたことある!と思って、 メメントを見ました! でもよく考えたら聞いたことあったのはクリストファー・ノーランではなく、 エドワード・ノートン(ファイトクラブなどに出演)でした!どうでもいい勘違い! メメント [DVD] 出…

大脱走 は気高く勇敢な齧歯類の戦い

戦争もののコーナーからなんか見ようと思いまして、「大脱走」を見ました。 戦争ものって、ブログをはじめてからも何回か見たことはあったんだけど、暗いやつが多くて、「やっぱり戦争は、やってはいけないと思った。」みたいな人道的な感想しか書けなそうだ…

フランスの歴史は乙女フィルタを通して読む血の通った世界 ブルボンの封印

本を読み終わりました。「ブルボンの封印」という本です。 ブルボンの封印 作者: 藤本ひとみ 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1992/12 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る この本、藤本ひとみさんという日本人の方が書いた本でありながら…

家畜人ヤプーを出汁にブログタイトルを考えよう。

タイトルって大事だと思うのよね! 私のブログなんですけど、初期設定のままなんですよね。 「urutakonbe's diary」ね。 なんて覚えにくいタイトルなんでしょう! 「うるたこんべ」っていうのが既に適当に作った造語で、英単語ですらないからきっと検索かな…

ゲバラに死ぬ  チェ 28歳の革命

チェ・ゲバラ!気になってたんです! だってさーなんかさー、こんなに愛されてる英雄って他にいないんじゃなかろうか。 何回か「チェ・ゲバラ」の名前を検索したことがあるのだけれど、チェ・ゲバラを貶す文言って見たことがないわけです! そんなのってある…

ダンボーの後釜にマッドなあいつは如何か

最近見かける「景色の写真にダンボーがいるとすげぇ絵になる」みたいなやつあるじゃないですか。あれ私もいいなーって思うんですよ。 前回の記事でも「景色の写真って締まらねぇよなー」ってことを思ったところだったので、私もダンボー的なやつを導入しよう…

カメラを持ってうろうろしてたら吉岡鶴子さんのハト胸にお世話になった話

ちょっと前に買ったカメラの野外デビューをしてきました。 本当は桜を撮りに行きたかったんだけど散っとったので(桜散るよ!)、ひとまずチャリでその辺をうろつきながら気になったものを撮ってみるパターンです。 まずは景色です。桜は散ったけど散ったな…

向上心を持って見る 屋敷女 の行き着くところ

ベティブルーのベアトリス・ダルが発狂サイコ女を演じた映画と聞いて、見ました。 あらすじ! もうすぐ赤ちゃんが産まれるわ。あら、誰か来たようね。 あらすじ終わり! 屋敷女 アンレイテッド版 [DVD] 出版社/メーカー: キングレコード 発売日: 2009/01/07 …

やったー!カメラ買ったよー!

カメラが欲しい! そんな衝動が私の中を駆け巡り、ここ2週間くらい、どのカメラがいいかいろいろ調べておったのです。 ネット上で見かけた情報は大体こんな感じ ・フル一眼かミラーレスかコンデジか、用途で選べ。 当然だが大きさは フル一眼>ミラーレス一…

普通の一般人はクズなのか シザーハンズ

先日見た、「ファイトクラブ」という映画に、ヘレナ・ボナム=カーターさんっていう女優さんが出ていたのだけれど、なんかえらい禍々しい女優さんだなーと思って見ていたんだけど、この禍々しさ、既視感があるなーと思って、よく思い出してみると「スウィー…

押井オリジナルだったらよかったのに「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」

「パプリカ」からの派生で「夢」「映画」をキーワードになんかないかなと、漁っていたのだけれど。まとめの中で「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」がやたらと異彩を放っていたので見たのである。 あらすじ! 明日は文化祭だから、どこのクラスも連…

チラ見で輝く映画「散歩する惑星」でシュルレアリスムバーを開業

レンタル屋さんをうろついていた時に、視界の端に「○○する惑星」ってのが見えて、「点呼する惑星?!何故こんなところに?!」と思ってよく見たら「散歩する惑星」だった。「なんだよ…」と思いつつ一応手に取り、煽り文を読んでみると、存外面白そうだったの…

饒舌に噴き出す幻想 「パプリカ」

映画、「パプリカ」を見ました。 だいぶ前に地上波?で放送されたのを見たときは意味が分からな過ぎて寝た記憶があるのだけれど、今になって調べてみると随分と楽しそうな映画に思えてしまい、実際どうだったのかと思って、見ました。 あらすじ! 新しく開発…

啓蒙しておくれ 「ファイトクラブ」 で、どこまでもいける

深そうな映画撲滅キャンペーン中なのでー。なんかそれっぽいやつをー。 と思って、今回は「ファイトクラブ」という映画を見たのだけれど! 意外!これは、「深い」映画だった!「深そう」ではないからセーフ! あらすじ! うだつの上がらない主人公はうだつ…

理不尽に終わる「cube」の感想

最近多い理不尽サバイバルゲーム物語の先駆け!かどうかは知らないけれど、とにかく早い段階で作られたその手の映画っぽいので、見た! あらすじ! 気付いたらなんか立方体?の部屋?の中に居る。あ、なんかここ開く。なんだよ向こうも同じ部屋じゃん。とは…

フレディさんは弱そうだった エルム街の悪夢

最近見る映画がなんか「深そう」なやつに偏ってきた気がして、これはアカンと。 ヴェリベストオブ俗物であるところによるこの私がそんな深そうな映画を見て分かったようなことを書いているなんて身の毛もよだちますね。うんこうんこ。 そういうわけで今回は…

理性を剝いて感情を取り出そう ベティ・ブルー インテグラル

ベティ・ブルーって呼んでよねってどう呼ばれたいんだと思って見たのである。 あらすじ! ゾルグとベティは毎日ゴロゴロしながら、一緒に暮らしていたのである。なんか人生いろいろと諦めまくりなゾルグ、凶悪なまでの身勝手さ自由さで周りのものを破壊しま…